他の巻物じゃダメ?風が吹いたらスピナーベイトな訳を改めて考えてみた!

スピナーベイト

こんにちは。kousuke!です。「風が吹いたらスピナーベイト」。バス釣りをしている人なら一度は聞いた事があるこの名言。これは今から20年近く前に発売された「まちがいだらけのバッシング 1」にて村田基氏が発した風が吹いたときはスピナーベイトを投げろという意味の言葉なのですが、特に今まで理由を理解していなかったので改めて調べてみました。

風が吹くとバスの活性が上がる

バスとギル

風が吹く=バスの活性が上がる=巻物への反応が良くなる=スピナーベイト!というロジックらしいのですが、そもそも風が吹くとなぜ活性が上がるのでしょうか。

風が吹くと水面の表層酸素が補充される

風が吹くと水面に空気が当てられ、酸素が増加します。夏にアオコガ大量発生してしまうと水中の酸素がアオコに持ってかれてしまいバスの活性が下がる事からわかるように、バスと酸素の関係は濃密。風が吹くと酸素が増えてバスの活性が上がるということだそうです。

風が吹くと水流が発生する

風が吹くと水流が発生するため、バスの餌となる小魚などが水流によって流されます。それらを餌としているバスが捕食するため活性が上がるということらしいです。

風が吹くと波が立ちブラインド効果が発生する

風が吹くと波立ち変更サングラス等を掛けても水中を見る事が難しくなります。これは水中にいるバスも同様で、ぼくたちの姿をとらえられなくなりプレッシャーが下がるという訳です。

風が吹くと表層の水温が下がる

風が吹くと水面に風が打ち付けられ水温が下がります。夏などの暑いときはバスも人間と同様に涼しい場所を求めて移動する為、風によって冷やされた水面付近に移動してくるということです。

風が吹くと巻物がルアーが良い訳

スピナーベイト

風による効果については上に記載した通りなのですが、バスにとっての効果だけでなく、ぼくたちバサーにとっても巻物ルアーの方が扱いやすい理由があります!

風がある時は軽いルアーの扱いが難しい

風がある程度ある時は、ラインが流されてしまったり、竿がブレてしまうため、ダウンショットやネコリグ、ノーシンカー等の繊細な釣りがやりづらくなってしまいます。いわゆる釣りにならない状況の事。それに比べて巻物はただ巻いていればよく、巻いている限りラインにテンションが掛かり続けるのでアタリが取りやすかったり、底の形状を把握したりできるという事のようです。

風が吹いたらスピナーベイト以外はダメ?

そんなことは無いと思います。少し調べて分かった事は風が吹いている状態では「スピナーベイトなどの巻物がやりやすい」だけで、そのほかのルアーは少しやりづらいというだけです。風が吹いていてもフィネスな釣りで問題なく底をとったりルアーの位置を感じたりできる人は使っても良いと思いますし、それでもバスは釣れると思います。要は風が吹くとバスの活性が上がるという事だけ認識しておき、使いやすいルアーを使えばOKという感じでしょうか。

風が吹いたときに使いたいルアー

ワイルドハンチ

とはいえ、やはり風が強くなると軽量なルアーはキャストも定まりませんし、ラインが流されてしまいよくわからない人が多いかと思います。巻物ルアーを使った方が釣り自体もストレスなく楽しめると思いますので、いくつか種類別に紹介できればと思います。

風が吹いたら使いたいルアー:スピナーベイト

風が吹いたら使いたいルアー:チャターベイト

 

風が吹いたらチャンス!信頼できるルアーを見つけよう

風が吹いたら活性が上がるという理由は今回改めて調べてみてよくわかりました。しかし、風が吹くとボートが流される・濁りがでるなど釣り人にとってはマイナスな面もあります。風が吹いていても信頼できるルアーを見つける事で釣りがしにくい状態でも集中が保てるので自分の信頼がおける巻物ルアーを見つけることが大切ですね!

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