雨の時に釣りやすいは嘘?雨の時にバスが釣りやすいと言われる訳!

雨の湖

こんにちは。kousuke!です。雨の時はバスが釣りやすいという話はバス釣りをしている人からすると結構有名な事ですが、その理由についてはみなさんご存知ですか?恥ずかしながら、ぼくはきちんと調べたことはなく、なんとなく「足音とかのプレッシャーが下がるからかな?」程度に思っていました。なので今回は改めて雨が降るとバスが釣りやすくなるのかについて調べてみました!

雨が与える通常時との違いを考える

オーバーハング

雨が降るとフィールドも大きく変化します。例えば水位が増えたり、流れが生まれたり、濁りが入ったりなど。雨が降る事でそのフィールドにどのような変化があったのかを考え、それに合わせた釣りをするのが良さそうです。

雨が降るとは基本的には良い事!

水位

ハイシーズン(4月~9月位)の増水は基本的には良い事です。例えば夏の暑い水温を雨が下げてくれたり、ローライトの低気圧でバスが浮きやすく活性が上がるのでスピナーベイトなどのハードベイトに対して反応が良くなります。しかし、大雨などで水が急激に増えてしまい一気に濁った場合はスピナーベイトやクランクベイトなどの早い動きのルアーはあまり効果的ではなくなります。普段よりも濁りが強くなるとバスも餌を見つけられなかったり、増水によって普段は入れないカバーに入ってしまったりするためです。

雨の時に注意したい点
ただ巻けばよい訳ではなく、普段の濁りっぷりや水量を確認しよう!
台風 台風の時は釣りやすい?バスの習性と台風の関係について考えてみた

雨が降る事で起きるフィールドの変化

台風の多摩川

一旦雨が降る事で起きる変化を一つ一つ見ていきましょう。

濁り

雨が降ると泥や田んぼの水などが流れ込み濁りが発生します。バスは濁りを嫌う習性がありますので、濁りが発生したときは流れ込みや下流などの濁りが少ないエリアを探すのが良さそうです。

水位上昇

当たりまえですが、雨が降ると水の量が増えます。水が増えるということは普段よりも流れも強くなる為、カバーなどバスが流れから身を隠せる場所を狙いましょう。

酸素量が増加

水面に雨がぶつかる事で表面の酸素濃度が高くなります。酸素が増えるとベイトとなる魚の活性も上がり、バスも積極的に捕食活動を行っているので、適度な雨で特に増水や濁りも感じない時は巻物などを使うと良さそうです。

プレッシャーが下がる

雨が水面を叩く音で足音が聞こえなくなり、波紋の影響で水中のバスから釣り人の姿も見えづらくなるため、プレッシャーがさがります。

雨が降ったときに狙いたいポイント

上で記載した通り雨が降るとフィールドに様々な影響がでてきます。各要素とバスの習性を考えて、どのようなポイントを狙うべきかを考えてみましょう。

雨で流れが出たときに狙いたいポイント:流れ込みの脇

流れ込み

大雨などの影響で急激に増水したときは流れ込みの脇が効果的です。ブラックバスは急な流れから落ちてくるベイトを狙っている為、流れ込みの横にルアーを通すとビックバスが釣れます。濁っている時はさらに効果的です。早い流れが水の濁りを取ってくれるので、きれいな水になり濁りが嫌いなバスが集まって来る傾向があります。

雨が濁ったときに狙いたいポイント:水草

アシ

バスが濁りを嫌うのは、餌となるベイトフィッシュがよく見えなくなるためです。しかし水草の近くは濁りの元となる泥を草が抑えてくれるため、水が比較的きれいで、さらに酸素濃度も高いのでバスにとってはとても居心地の良い場所になります。水面をよく見て、水草付近の水がその周りよりも綺麗だったら狙ってみると良いでしょう。

雨で増水したときに狙いたいポイント:カバー

オーバーハング

通常の水位ではあまり大したカバーでなくても雨で増水することで、バスが身を寄せやすい場所に変わったりします。普段からよく知っている場所であれば、水が増えた事で水面に使ったカバーを狙ってみると良さそうです。また、水が濁るとバスは障害物により一層身を寄せる傾向があるので、カバーや障害物を狙うと良いでしょう。

雨=どこでもOKではない!

適度な雨が降っていると「よっしゃ!今日は釣れそう!」と感じると思いますが、冬の低水温時や濁りが強くなってしまうポイントなどの場合は必ずしも良い訳ではなさそうですね。とりあえず僕は難しい事はできないので、雨が降ったらカバーやストラクチャー・流れ込みと覚えておこうと思います!